寝不足はハゲへの一歩!成長ホルモンが分泌されない!
仕事で夜遅くまで働いていると寝不足になったり、睡眠時間が不規則になったりしがちです。しかし、睡眠と髪の毛の成長は大きく関係しています。ハゲない頭の洗い方をしていても、睡眠習慣が乱れていては残念ながら意味がありません。髪の毛と睡眠の関係を理解して、効果的な育毛習慣を身につけましょう!
寝不足で頭皮の栄養不足に!
寝不足がハゲの原因となる理由にはまず、「頭皮の栄養不足を招く」ということがあります。人間は寝ている間に蓄積した疲労を回復します。そして、食事によって摂取した栄養を吸収し、これからの活動のために全身への配給します。
寝不足状態が続くと疲労が溜まったままになり、また栄養を十分に分解・吸収することができないため、体内のエネルギーが不足した状態になります。いわば“生命が脅かされる”可能性も出てくるわけですが、そのような状況の時、頭皮への栄養供給は一番後回しにされるのです。
人間の体にはいくつもの器官が存在しますが、生きるための必要度度はそれぞれ異なるため、栄養や酸素の配給優先順位も変わってきます。心臓や脳などは生きるために絶対必要な器官のため、最も優先順位が高いです。しかし、最悪の場合、髪の毛はなくても生きていけるので、配給優先順位が最も低いのです。
そのため、寝不足でエネルギーが不足すると頭皮への栄養供給も不足し、髪の毛が作れなくなるので、ハゲの原因となるのです。
成長ホルモンが出やすい時間に寝る!
髪の毛を生やすためには成長ホルモンの分泌が不可欠です。
成長ホルモンとは…
人間にとっての三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質の働きを促進させるホルモンの一種。アミノ酸の吸収効率を上げ、タンパク質の合成を高める作用もある。
髪の毛はそのほとんんどがタンパク質からできています。そのため、タンパク質の合成促進作用がある成長ホルモンの分泌は髪の毛の成長に大きく影響します。成長ホルモンをできるだけ多く分泌した方が、髪の毛の成長度もあがり、また、強い髪の毛を作ることができるのです。
成長ホルモンは寝ている時に主に活性化する副交感神経の働きによって分泌されます。この副交感神経は、夜10時〜夜中2時の間に最も活動効率を高めることができます。つまり、夜10〜夜中2時の4時間の時間帯に寝ていることが、効率的な髪の毛の成長には必要なのです。
とはいえ、サラリーマンが毎日夜10時に就寝するなんてのはたぶん不可能でしょう。当たり前のように残業だってあるわけですから。。ですので、まずは夜12時就寝を目指して睡眠サイクルを作ってみることをおすすめします。これも毎日でなくても構いません。できることから無理なく始めてみることが、育毛対策を継続させていくためのポイントです。
規則正しい睡眠で効率良く成長ホルモン分泌!
前項で「できることから無理なく始めてみる」と言いましたが、実践する日としない日の落差があり過ぎるのは良くありません。例えば、「夜10時就寝・朝7時起床」の日と「夜中3時就寝・朝10時起床」の日が入り混じってるのは、成長ホルモンの分泌を損しています。
人間の体は決まった行動を決まった時間に行っていると、それを習慣として体が覚え、定時になると体が準備を始めます。「夜10時就寝・朝7時起床」を繰り返していれば、夜10時には副交感神経が働き始め、朝7時ギリギリまで活動をします。こうすることで寝ている間に効率良く成長ホルモンを分泌することができます。
せっかくハゲない頭の洗い方を実践してハゲ予防をしているわけですから、睡眠サイクルも規則正しく十分にとり、より効率的な育毛対策をしていきましょう。
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