ごわつき・きしみがネック!石鹸系シャンプーの特徴
石鹸系シャンプーは、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどの石鹸成分によって配合されたシャンプーです。固形のものと液体のものの2種類があります。
高級アルコール系シャンプーと比べて刺激が少ないわりに洗浄力が高いことが特徴です。脂性の方などにおすすめですね。
ただし、石鹸系シャンプーはアルカリ性であるため、弱酸性である髪の毛を洗った直後はごわつき・きしみを感じることがあります。トリートメントなど、ハゲない頭の洗い方をした後のヘアケアが重要になってきます。
石鹸系シャンプーのメリット・デメリットは下記になります。
<メリット>
- 刺激が比較的小さいわりに洗浄力が高い。
- 比較的安価で入手できる。
<デメリット>
- アルカリ性のため、洗い上がりにごわつき・きしみを感じる。
- 固形のものは泡立ちが悪く洗いにくい。
- 石鹸かすが頭皮に残りやすい。
- 洗髪後のヘアケアをしっかり行う必要がある。
肌に優しいので敏感肌・アレルギー肌におすすめ。
石鹸系シャンプーはその名の通り石鹸が主成分であるため、肌に優しく、高級アルコール系シャンプーと比べても低刺激です。そのわりには洗浄力も高いため、脂性の方でもしっかりと余分な皮脂を洗いおとすことができます。また、敏感肌やアレルギー肌の方にも愛用者は多くみられます。
ごわつき・きしみ!洗髪後のヘアケアが重要。
石鹸系シャンプーでもっとも気になる点はその洗い上がりです。石鹸系シャンプーはアルカリ性のものが多いため、弱酸性の毛髪を洗うと、キューティクルが開いた状態になります。そのため、洗い上がりは髪にごわつき・きしみを感じる場合があります。
髪が乾けば弱酸性に戻るので、ごわつき・きしみもなくなりますが、気になるようであれば弱酸性のリンスやコンディショナーを使うとよいでしょう。また、キューティクルが開いている状態は髪が非常に傷みやすいので、ハゲない頭の洗い方をした後のヘアケアは十分に注意して行ってください。
使い勝手がネック!しっかり洗い流そう。
固形の石鹸系シャンプーを使用する場合は、使い勝手の悪さも頭に入れておいてください。固形の場合はどうしても泡立ちが悪くなるので、慣れないうちはハゲない頭の洗い方をするのが難しいかもしれません。洗い流す際も、石鹸かすが頭皮に残りやすくなります。洗い流す際には入念にシャワーをするようにしましょう。
石鹸系シャンプーはどうしても使い勝手の悪さが目立ってしまい、人によってはストレスを感じる場合もあるでしょう。比較的安価で購入はできますが、脂性の方、敏感肌やアレルギー肌の方でなければ、ハゲないシャンプーとして使うメリットはあまり大きくないでしょう。
低刺激のシャンプーを求めるのであれば、使い勝手の良さを考えてもアミノ酸系シャンプーの使用をおすすめします。