髪の毛の大切な役割 〜ハゲない頭の洗い方をする意味〜
そもそもの話ですが、僕達に髪の毛がなんで生えているかってご存知ですか?物心ついたときから当たり前に生えているものだったので、あまり深く意識したことってないですよね。
今、こんな問いかけをすると、「自分の存在を印象づけるため。」「ファションとして自己表現方法のひとつ。」といったような回答がでてくるような気がします。つまり、外見的な働きということですね。おそらくそれも正解なんだと思います。仕事であったり、恋愛であったり、友好であったり。外見が人に与える印象というのは、もはや運命を変えるほどの重要なファクターだと思います。
一方、それらの外見的役割とは別に、髪の毛が人間に果たす“機能的役割”というものもあるのです。言いかえるとそれは「ハゲない頭の洗い方をする意味」とも言えそうです。僕達がなぜ“ハゲてはマズイ”のか、髪の毛の大切な役割をしっておきましょう。
僕達の頭には脳というものが格納されています。人間のあらゆる生命活動は脳からの指令によって行われますから、その脳が傷ついては一大事です。髪の毛はその脳が格納された頭部をガードする役割があるのです。
頭部にダメージを与える要素は物理的な衝撃だけではありません。太陽光に含まれる紫外線や外気の温度差からも、髪の毛は頭部を守っています。
簡単にいうと虫の触角や動物のヒゲと同じ働きです。髪の毛自体には神経は通っていないのですが、頭皮には無数の知覚伝達神経が通っています。頭部の周辺の物体が髪の毛に触れると、その振動が髪の毛を伝わり知覚伝達神経を刺激します。それによって周囲の状況を察知し、危険を回避することができるのです。
僕達が摂取している食べ物や、呼吸時に吸いこんでいる大気には、微量ですが体にとって有害な物質が含まれています。微量のうちはよいのですが、体内に蓄積すると体の各器官に異常が生じて、最悪の場合は死亡する可能性もあります。
髪の毛はそれらの有害物質を毛根から取り込んで、成長する髪の毛と共に体外に排出するという役割を担っています。
他にも髪の毛の機能的な役割はあるのですが、これら3つが主な働きです。
1つめと2つめは、正直今の時代にそれほど危険な状況もないので、あまり気にする必要はないかもしれません。しかし、3つめの働きに関しては、髪の毛の成長がとまると少なからず体への影響がありそうな気がしますね。
皮脂やフケが毛穴に詰まると髪の毛の成長を阻害しますので、ハゲないシャンプーでハゲない頭の洗い方をして、正常に髪の毛が成長する頭皮を作っていきましょう!